私どもの自宅兼オフィスでもある「池の見える家」について、建築のプロセスやその後の暮らしぶりなどについて紹介をさせていただきます。この家は、設計手法や構法・材料から建築プロセス、住まい方に至るまで、私どもが考える「気候風土を愉しめる住まい」のあれこれが詰め込まれています。
土地探し
20●年ごろから土地探しをはじめました。眺望がよくて、周囲が立て込んでいなくて、でも利便性もそれなりにあって..という、
伐採
建築工事をお願いした、岐阜県八百津の岡崎製材さんの所有林で、家族で伐採をみせていただきました。大黒柱になるヒノキの大木が、目の前で倒れる光景を子どもたちと一緒に見ることができ、とても感動しました。年輪を数えると135年、明治のころの木であることがわりました。
植林
たくさんの木材を使いますので、感謝の気持ちをこめつつ八百津の森での植林体験を子どもたちと行いました。植林をして、朴歯寿司をいただき、とても気持ちのいい一日でした。
建て方
青空の下、大工が手刻みで加工をした材料を組み立てる建て方(たてかた)を行いました。カケヤの音が響き、
様々な仕口を立体的に組み上げる作業は、見ていて飽きません。この建物で最も大きい材料は、10mを超える松の丸太です。
竹小舞
竹小舞を編む作業をエツリと言ったりしますが、夫婦のエツリやさんが、素晴らしいチームワークで編み進めてくれました。竹小舞が編まれた風景はとてもきれいで、これを下地窓として一部に残しておこうと茶室などのデザインに活かしてきた先人の気持ちに共感します。
左官
完成
流しそうめん
ゴーヤのカーテン
薪ストーブと薪割り
サクラと田んぼ
花火
庭づくり