土壁住宅と非土壁住宅の比較実測

Study For Thermal Design

“ずっと居たい空間です”とアンケートに書かれていた。
その気持ち、よくわかります。
薪ストーブの暖かさ、ホントにいいものです。
火が燃える放射熱って格別ですね!
環境工学で用いる温熱環境指標にSET*という、優れた指標があります。
でも、薪ストーブの”いいカンジ”が表現できない!
ヒトって、本当に優れたセンサーをもっているものです。

土壁住宅と非土壁住宅の比較実測
Study For Thermal Design

“ずっと居たい空間です”とアンケートに書かれていた。
その気持ち、よくわかります。
薪ストーブの暖かさ、ホントにいいものです。
火が燃える放射熱って格別ですね!
環境工学で用いる温熱環境指標にSET*という、優れた指標があります。
でも、薪ストーブの”いいカンジ”が表現できない!
ヒトって、本当に優れたセンサーをもっているものです。

伝統工法(土壁あり)と現代工法(土壁なし)の温熱環境の比較

土壁を有する伝統工法住宅と、乾式による現代工法の住宅を対象に比較実測を行った。中間季の室内気温変動を見てみると、伝統型の振幅の方が小さかった。1日の中で、現代型が3〜4℃の振幅があるのに対し、伝統型は2〜3℃程度に収まっており、室内気温を安定化させている。蓄熱による気温の振幅抑制効果を明確にみることができた。