常懐荘での取り外し作業

小牧市にある常懐荘(じょうかいそう)は、愛知産業大学の礎を築いた竹内禅扣氏の私邸として昭和8年に建設されました。和洋折衷住宅として、当時の雰囲気を感じられる建物です。
イベントなどで、多くの方に親しんでいただいてきましたが、建物の維持が困難となり、インテリアの一部を愛知産業大学が譲り受け、学生とともにささやかですがラウンジをつくることになりました。
大変残念なことではありましたが、歴史を感じられる新たな憩いの空間として、末長く使い続けられるものにしたいと思っています。
写真は暖炉風の電気ヒーターで、さぞやモダンな採暖器具だったのだろうと思います。移設してインテリアとして使う予定です。
数日かけて、床のパーケットフロアーも、きれいに剥がし終わりました。
天井の「蛇腹」も、再現できないかなぁと目論んでいます…。

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