木漏れ日のギャラリー
学生作品を展示するための空間として、木のギャラリーをつくりました。大工棟梁 中村武司氏に協力をいただきながら学生さんが制作に取り組みました。朝の日射しをうけると、 列柱の間から木漏れ日のように光が差し、とてもきれいです!
大学の授業では、模型をつくったり、図面を描いたりすることが一般的で、実物をつくるという機会はあまりありません。このプロジェクトは授業ではありませんが、有志の学生さんに声をかけ、大工の中村さんとともにリアルな空間をつくってしまうことに取り組みました。
列柱をつくる
慣れない電気ドライバーを使いながら、杉材を30cmの間隔で固定します。
壁面をつくる
シナベニヤを打ちつけて、掲示面をつくりました。
左官に挑戦
棚の背面になる部分に、漆喰に砂を混ぜて塗ります。はじめて握る左官のコテに、大いに盛り上がりました。
ついに、仕上げ
床のタイルカーペットを貼り、シナベニヤには亜麻仁油(あまにゆ)を塗りました。
完成!
展示テーブルには、使わなくなった木製の製図版を再利用しました。