池を望むリビング。建具を収納して内外が一体となります。
ルーバーは網戸を兼ねており、風を通しながら日差しを防いでくれます。
親世帯のキッチン。アイランド型で、ぐるっと廻ることができます。
緑のカーテンと濡れ縁。日差しを防ぐとともに、風を涼やかにしてくれます。
親世帯の広間。ワラ床の畳をつかいました。
田んぼが季節ごとにちがう景色を演出してくれます。
敷地は、南側に池を見下ろす緩やかな丘の上にあり、四方を畑や水田に囲まれています。ゆっくり考え、ゆっくりつくるスロービルディングは、居住後の暮らしやすさにつながったようです。地域の木と土による伝統構法で、モダンな空間をつくりたい考えました。家づくりのプロセスでは、家族で大黒柱の伐採を見学し、職人さんと交流しながら土壁塗りなどの作業を体験しました。植林の体験もいい思い出です。風通しのよい、室内外の気候が呼応しあうような、居心地のいい空間が実現できました！