お知らせ

寧波市にある王澍(ワン・シュウ)設計の寧波美術館。 壊された民家に使われていた無数のレンガが外壁に貼られています。ざっくりとした竹の型枠と相まって、巨大さを感じさせない、手垢がついたような人間くささがとても心地よい建築で […]

2018年9月1日

寧波美術館

寧波市にある王澍(ワン・シュウ)設計の寧波美術館。
壊された民家に使われていた無数のレンガが外壁に貼られています。ざっくりとした竹の型枠と相まって、巨大さを感じさせない、手垢がついたような人間くささがとても心地よい建築でした。

2018年6月3日

木の建築賞

この度、第13回 木の建築賞(木と住まいの建築賞)を「池の見える家」について受賞させていただくことができました。東京大学弥生講堂にて受賞式が行われ、夫婦で出席いたしました。

自宅兼設計事務所である「池の見える家」は建築後9年を経て、木と土の色も落ち着き、庭の木々も根付いて、より自然な風景となってきました。
「木の家である」ということだけでなく、四季の移ろいや、自然の風や光を愉しむ仕掛けやライフスタイルについても評価をいただけたようでとてもうれしく思いました。

今後も、自然の素材や地域の気候を活かしながら、心地よい、快適な住まいや建築を創ることができるよう精進してゆきたいと思います。

2018年5月28日

竹の建築

今回、ベトナムで特に見たいなあと思っていたのが、ヴォ・チョン・ギア氏が設計した竹を活かした建築の数々。初期の出世作ウインド・アンド・ウォーター・カフェのほか、ホテルやレストラン、ホールなどいろいろ見ることができました。ベトナムの竹は日本のモノとは異なりかなり肉厚で構造にも寄与できるようです。ギア氏は、名工大を経て東大で学ばれていますが、日本的な雰囲気も不思議と感じました。束ねた竹がうねって構成される空間はなかなか魅力的です。

2018年5月25日

ベトナムツアー

日本建築家協会 住宅研究会のみなさんとともにベトナムへの視察旅行へ。
ベトナム南部のホーチミンに入り、陸路と空路を使って北部のハノイまで、4泊5日のたびでした。
街にはものすごい数の小型バイクが走り、人も多くて活気にあふれ、エネルギッシュな感じで、テンションもあがり楽しい5日間でした。

ホーチミンで宿泊したマジェスティックサイゴンホテルは、フランス植民地時代から営業されている代表的なホテルです。当時らしい華やかさを体験できるインテリアが素敵でした。

2018年5月7日

十王堂 完成

藤川宿の十王堂が、犬走り、雨落ちのグリ石も入ってついに完成しました。
雨落ちの周囲の延石は、以前の建物の礎石と瓦です。グリ石は地元のみなさんが畑で出た石などを集めてこられました。今月のむらさき麦祭りでお披露目です。